ICJについて

ごあいさつ

当社は、機関投資家向けに株主総会での議決権の電子行使を可能にする「議決権電子行使プラットフォーム」の運営を主な事業として、株主総会プロセスのデジタル化(DX)の推進に取り組んでいます。

株主総会は株式会社が機関決定を行う極めて重要な役割を担っており、昨今のコーポレートガバナンス改革でも議決権行使環境の整備が各方面から要請されていますが、株主総会プロセスにおいてはまだまだ紙と人手の処理が多く残っています。

株主総会プロセスは総会前と総会当日に大きく分かれ、総会前については、当社プラットフォームを含む会社法による電子行使に加えて、招集通知の電子提供が近く実現することから、デジタル化の一層の進展が期待されます。当社も、さらにプラットフォームへの参加・利用が増えるよう、関係者に働きかけてまいります。

さらに今般のコロナ禍により、総会前だけでなく、総会当日も含めた株主総会プロセス全体のDXをさらに推し進める必要があることも改めて確認されました。

当社は、引き続き証券市場のインフラとして、株主総会プロセスのデジタル化を通じて、企業と投資家との効果的な対話、関係者の業務の効率化、関係者への価値あるサービスの提供を実現し、Innovativeに、Creativeに、Joyfulに、日本の証券市場の競争力強化と豊かな社会の発展に貢献してまいる所存です。

皆様の変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

今給黎 成夫

  • 東京証券取引所
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